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2010.08.26

今敏監督 おつかれさまでした。

好きなアニメ監督が亡くなったからと言って、所属バンドのオフィシャルブログに記事を書くのもどうかと思いましたが、まあいいでしょう。
それに今監督とシベリアンは全くの無関係(限りなく無関係に近いですが)ではありませんしね。

まず、私とマネージャーのタッキーが監督の大ファンであること。
これはどうでもいいですか。

少し前の話になりますが、我々がエドワード・ゴーリーの『敬虔な幼子』に音楽をつけて公演したこをご存じの方は、まぁ結構おられるかと思います。
5月のズーべリアンでは遠藤さんにナレーションを録音してもらったのですが、初回公演の時は、その場で朗読してもらってたんですね。
で、そのときに朗読を担当してくださった松原さんが、今監督の『千年女優』を舞台化した公演に出演されておりました。
なんと今監督のご自身もお見えになられたとか。
それを聞いて私とタッキーは大はしゃぎしたのを覚えております。

いつか、何かの間違いで今監督にお目にかかることがあれば、この『千年女優』の舞台の感想なんかを聞いてみたいなぁ、などと妄想しておりましたが、それはもうどんな奇跡がおころうと叶わぬ夢になってしまったようですね。
そして、なにより残念なのは、この先、今監督の新作が見られないということです。

公開予定の『夢みる機械』は遺されたスタッフの方々が必ずいい作品に仕上げてくれるでしょう。
しかし、その先はもう、無いんです。
それが残念でなりません。

この場を借りてご冥福をお祈り申し上げます。
そして、数々の名作を届けていただき、ありがとうございました。

平尾正和